X1徹底解説|PRODUCE X 101から誕生したK-POPボーイズグループの軌跡とメンバー・デビュー秘話・活動終了後の現在まで完全まとめ
2019年に放送された韓国の人気オーディション番組『PRODUCE X 101』から誕生したボーイズグループ「X1(エックスワン)」。
期待の大型新人としてデビューした彼らは、デビューアルバムが初週売上で歴代記録を更新するなど、華々しいスタートを切りました。
しかし、その後まもなく発覚した投票操作問題により、グループはわずか5か月という短い活動期間で解散を迎えることになります。
本記事では、X1誕生の背景、各メンバーの詳細プロフィール、解散後の現在の活動までを網羅的に解説します。
「X1ってどんなグループだったの?」「メンバーは今どうしてるの?」という疑問を持つあなたに向けて、
最新情報と共にX1の全貌をお届けします。

- 1. 1. X1とは?PRODUCE X 101から誕生したボーイズグループ
 - 1.1. 1-1. グループ結成の経緯と名前の由来
 - 1.1.1. 結成のポイント:
 - 1.2. 1-2. 活動期間とグループの特徴
 - 1.2.1. グループの特徴:
 - 1.3. 1-3. 番組での注目ポイントと話題性
 - 1.3.1. 番組内の話題ポイント:
 - 2. 2. X1メンバー11人プロフィール紹介【解散後の活動も網羅】
 - 2.1. 2-1. キム・ヨハン(センター)
 - 2.2. 2-2. キム・ウソク
 - 2.3. 2-3. ハン・スンウ
 - 2.4. 2-4. チョ・スンヨン(WOODZ)
 - 2.5. 2-5. ソン・ドンピョ
 - 2.6. 2-6. イ・ハンギョル
 - 2.7. 2-7. チャ・ジュノ
 - 2.8. 2-8. カン・ミンヒ
 - 2.9. 2-9. イ・ウンサン
 - 2.10. 2-10. ソン・ヒョンジュン
 - 2.11. 2-11. ナム・ドヒョン
 - 3. 3. デビュー秘話と人気曲・代表作
 - 3.1. 3-1. 『PRODUCE X 101』でのサバイバルとデビュー決定まで
 - 3.1.1. 番組の注目ポイント:
 - 3.2. 3-2. デビュー曲・ヒット曲紹介(FLASHほか)
 - 3.2.1. 主な代表曲:
 - 3.3. 3-3. 活動中の主なエピソード・話題
 - 3.3.1. 話題となった主な出来事:
 - 4. 4. X1の活動終了理由とその経緯
 - 4.1. 4-1. 活動終了の背景と公式発表
 - 4.1.1. 活動終了までの経緯:
 - 4.2. 4-2. ファンや業界への影響
 - 4.2.1. 影響と反応:
 - 5. 🔚 まとめ:X1は短くも強く記憶に残る“伝説のグループ”
 - 6. 5. 活動終了後のメンバーの現在
 - 6.1. 5-1. 各メンバーの新グループ・ソロ活動
 - 6.1.1. 現在の活動一覧(2025年時点)
 - 6.2. 5-2. 俳優・バラエティなど多方面での活躍
 - 6.2.1. 代表的な事例:
 - 6.3. 5-3. 再結成やスペシャルステージの噂
 - 6.3.1. 再結成に関する主な動き:
 - 7. 6. X1がK-POP界に残した功績とレガシー
 - 7.1. 6-1. オーディション番組への影響
 - 7.1.1. 主な影響:
 - 7.2. 6-2. ファンカルチャーやグローバル人気の拡大
 - 7.2.1. X1が残したファンカルチャー:
 - 8. 7. まとめ:X1が今も語り継がれる理由
 - 8.1. X1が“伝説”となった理由:
 
1. X1とは?PRODUCE X 101から誕生したボーイズグループ
1-1. グループ結成の経緯と名前の由来
X1は、Mnetが制作したオーディション番組『PRODUCE X 101』の最終回で選ばれた11人で構成されたボーイズグループです。
グループ名「X1(エックスワン)」は、未知数(X)とナンバーワン(1)を掛け合わせた造語で、無限の可能性を持つ“ナンバーワン”アイドルを意味します。
結成のポイント:
- 番組放送期間:2019年5月~7月
 - 応募者数:100人以上の練習生
 - 視聴者投票による最終選考
 - 最終11名でX1結成
 
1-2. 活動期間とグループの特徴
X1は2019年8月27日にデビュー。デビューアルバム『QUANTUM LEAP』は初週売上52万枚超を記録し、新人として異例の成功を収めました。
グループの特徴:
- 高いダンス・ボーカルスキルを兼ね備えた構成
 - 多彩な事務所所属のメンバー構成
 - ユニット・センター制など番組システムを踏襲
 
デビューショーコン(SHOW-CON)は韓国の京セラドームで開催され、約2万人を動員するなど注目度は非常に高いものでした。
1-3. 番組での注目ポイントと話題性
『PRODUCE X 101』はシーズンを重ねるごとに人気が高まり、X1誕生の瞬間には韓国国内だけでなくグローバルな注目を集めました。
番組内の話題ポイント:
- Xポジション制度(特別追加枠)が初導入
 - 「センター戦争」と呼ばれたキム・ヨハンとキム・ウソクの争い
 - チョ・スンヨンやイ・ウンサンなど“隠れ実力派”の急浮上
 
しかし、後に視聴者投票の不正操作(順位操作)問題が発覚し、X1の活動に大きな影を落とすことになります。
2. X1メンバー11人プロフィール紹介【解散後の活動も網羅】
以下は、X1に選ばれたメンバー11人のプロフィールと、現在の活動状況の一覧です。
2-1. キム・ヨハン(センター)
- 生年月日:1999年9月22日
 - 所属事務所:OUI Entertainment
 - 解散後の活動:ソロアーティスト、俳優として活躍。KBSドラマ『学校2021』主演。
 
2-2. キム・ウソク
- 生年月日:1997年10月27日
 - 所属事務所:TOP Media(元UP10TION)
 - 解散後の活動:ソロデビュー、俳優業でも活躍中。
 
2-3. ハン・スンウ
- 生年月日:1994年12月24日
 - 所属事務所:IST Entertainment(元VICTONリーダー)
 - 解散後の活動:ソロ歌手として活動、兵役も完了。
 
2-4. チョ・スンヨン(WOODZ)
- 生年月日:1996年8月5日
 - 所属事務所:EDAM Entertainment
 - 解散後の活動:WOODZ名義でソロ活動。韓国音楽界で高い評価を得る。
 
2-5. ソン・ドンピョ
- 生年月日:2002年9月9日
 - 所属事務所:DSP Media
 - 解散後の活動:MIRAEのメンバーとして再デビュー。
 
2-6. イ・ハンギョル
- 生年月日:1999年12月7日
 - 所属事務所:MBK Entertainment
 - 解散後の活動:デュオ「H&D」を経てソロ活動へ。
 
2-7. チャ・ジュノ
- 生年月日:2002年7月9日
 - 所属事務所:Woollim Entertainment
 - 解散後の活動:DRIPPINのメンバーとして活動中。
 
2-8. カン・ミンヒ
- 生年月日:2002年9月17日
 - 所属事務所:STARSHIP Entertainment
 - 解散後の活動:CRAVITYのメンバーとして活動。
 
2-9. イ・ウンサン
- 生年月日:2002年10月26日
 - 所属事務所:BRANDNEW MUSIC
 - 解散後の活動:ソロアーティストとしてデビュー、ドラマ出演も。
 
2-10. ソン・ヒョンジュン
- 生年月日:2002年11月30日
 - 所属事務所:STARSHIP Entertainment
 - 解散後の活動:CRAVITYのメンバーとして活躍中。
 
2-11. ナム・ドヒョン
- 生年月日:2004年11月10日
 - 所属事務所:MBK Entertainment
 - 解散後の活動:BAE173のメンバーとしてデビュー。
 
| 名前 | 現在の主な活動 | 所属グループ/事務所 | 
|---|---|---|
| キム・ヨハン | ソロ・俳優 | OUI Entertainment | 
| キム・ウソク | ソロ・俳優 | TOP Media | 
| ハン・スンウ | ソロ・兵役終了 | IST Entertainment | 
| チョ・スンヨン | WOODZ名義でソロ活動 | EDAM Entertainment | 
| ソン・ドンピョ | MIRAEメンバー | DSP Media | 
| イ・ハンギョル | ソロ活動 | MBK Entertainment | 
| チャ・ジュノ | DRIPPINメンバー | Woollim Entertainment | 
| カン・ミンヒ | CRAVITYメンバー | STARSHIP Entertainment | 
| イ・ウンサン | ソロ・俳優 | BRANDNEW MUSIC | 
| ソン・ヒョンジュン | CRAVITYメンバー | STARSHIP Entertainment | 
| ナム・ドヒョン | BAE173メンバー | MBK Entertainment | 
3. デビュー秘話と人気曲・代表作
3-1. 『PRODUCE X 101』でのサバイバルとデビュー決定まで
『PRODUCE X 101』は、2019年5月〜7月に放送されたMnetのサバイバルオーディション番組第4弾です。
練習生101人が数か月間にわたり熾烈な競争を繰り広げ、最終回で視聴者投票によって選ばれた11人が「X1」としてデビューしました。
番組の注目ポイント:
- 新制度「Xポジション」導入(特別追加枠)
 - センターを巡る“キム・ヨハン vs キム・ウソク”の接戦
 - 投票数1000万超えの歴代最多記録
 - チョ・スンヨン、イ・ウンサンなど“逆転デビュー”の話題性
 
最終回は韓国国内外で大きな話題となり、SNSでは「#PRODUCEX101」「#X1Debut」が世界トレンド上位を占めました。
3-2. デビュー曲・ヒット曲紹介(FLASHほか)
X1のデビュー曲「FLASH」は、2019年8月27日にリリースされたアルバム『QUANTUM LEAP』のタイトル曲です。
重厚なエレクトロサウンドと切れのあるパフォーマンスが話題となり、新人グループとして異例の成功を収めました。
主な代表曲:
| 曲名 | 内容・特徴 | リリース日 | 備考 | 
|---|---|---|---|
| FLASH | デビュー曲。緻密な構成のダンスと疾走感あるサウンド | 2019年8月27日 | 各音楽番組で1位獲得 | 
| U GOT IT | 『PRODUCE X 101』での課題曲。高難易度のダンス | 番組内楽曲 | ファン人気が高い | 
| MOVE | セクシーなコンセプトで注目 | 番組内楽曲 | X1の多様性を示す | 
| Like Always | 解散前最後のファンソング | 2019年12月 | ファンへの感謝が込められた楽曲 | 
特に「FLASH」のMVは公開24時間で400万回再生を超えるなど、デビュー直後とは思えない爆発的反応を獲得しました。
3-3. 活動中の主なエピソード・話題
X1の活動は短期間ながらも、濃密でファンとのつながりの強い期間でした。
話題となった主な出来事:
- デビューショーコンに2万人以上動員
 - 各種音楽番組で1位を獲得し“音楽番組5冠”を達成
 - バラエティ出演では天然キャラや仲の良さが話題に
 - 年末の授賞式(MAMA 2019など)にも出演
 
また、韓国最大級の授賞式「Asia Artist Awards」では新人賞を受賞し、X1の将来に対する期待がさらに高まりました。
4. X1の活動終了理由とその経緯
4-1. 活動終了の背景と公式発表
X1はデビュー直後から順調な滑り出しを見せましたが、その裏で『PRODUCE X 101』の投票操作(順位改ざん)疑惑が浮上。
最終的に番組プロデューサーが不正を認めることとなり、社会問題へと発展しました。
活動終了までの経緯:
- 2019年11月:Mnetが投票操作を認める
 - 同年12月:番組関係者が逮捕・起訴
 - 各所属事務所間での「今後の活動」協議が難航
 - 2020年1月6日:CJ ENMよりX1の解散を公式発表
 
X1のメンバーは解散に強く反対したとされますが、事務所間の合意が得られなかったため、グループとしての継続は不可能となりました。
4-2. ファンや業界への影響
X1の突然の解散は、ファンのみならずK-POP業界全体にも大きな衝撃を与えました。
影響と反応:
- SNSでは「#X1Disband」や「#WeTrustX1」がトレンド入り
 - 韓国国内で再結成を求める署名運動が展開(20万人超)
 - オーディション番組への信頼性が失われ、番組フォーマット自体の見直しが進む
 - 一部のメンバーが精神的ショックやメディア露出の減少に苦しむ時期も
 
しかしその後、メンバーたちはそれぞれの場所で再起を果たし、個人活動や新グループで再びファンの前に姿を現すようになります。
🔚 まとめ:X1は短くも強く記憶に残る“伝説のグループ”
わずか5か月の活動ながら、X1が残した功績や音楽は今も多くのファンの中に生き続けています。
不本意な形での活動終了でしたが、彼らの情熱とパフォーマンスはK-POPシーンに確かな爪痕を残しました。
「X1が教えてくれたのは、限られた時間でも本気で輝けるということ。」
彼らの物語は、今も多くのファンの心を動かし続けています。
5. 活動終了後のメンバーの現在
5-1. 各メンバーの新グループ・ソロ活動
X1解散後、11人のメンバーはそれぞれの事務所に戻り、新たな道を歩み始めました。多くのメンバーが新グループで再デビュー、またはソロアーティストとして活動しています。
現在の活動一覧(2025年時点)
| メンバー名 | 現在の主な活動 | 所属グループ/事務所 | 
|---|---|---|
| キム・ヨハン | ソロ歌手・俳優 | OUI Entertainment | 
| キム・ウソク | ソロ活動・俳優 | TOP Media | 
| ハン・スンウ | ソロ活動・兵役終了 | IST Entertainment(VICTON出身) | 
| チョ・スンヨン(WOODZ) | ソロアーティスト(高評価) | EDAM Entertainment | 
| ソン・ドンピョ | MIRAEメンバー | DSP Media | 
| イ・ハンギョル | ソロ活動、H&Dを経て個人展開 | PocketDol Studio | 
| チャ・ジュノ | DRIPPINメンバー | Woollim Entertainment | 
| カン・ミンヒ | CRAVITYメンバー | STARSHIP Entertainment | 
| ソン・ヒョンジュン | CRAVITYメンバー | STARSHIP Entertainment | 
| イ・ウンサン | ソロアーティスト、俳優業も | BRANDNEW MUSIC | 
| ナム・ドヒョン | BAE173メンバー(2024年脱退) | PocketDol Studio | 
多くのメンバーが音楽活動を継続し、グループ再編やソロ転向など柔軟にキャリアを築いています。
5-2. 俳優・バラエティなど多方面での活躍
音楽活動にとどまらず、俳優やMC、モデル、バラエティ出演など、エンタメ業界の幅広い分野での活躍が目立ちます。
代表的な事例:
- キム・ヨハン:KBSドラマ『学校2021』主演。演技とバラエティでも高評価。
 - キム・ウソク:ロマンス系ドラマ出演を重ね、俳優としても安定の地位を築く。
 - チョ・スンヨン(WOODZ):作詞・作曲からステージ演出まで手がけ、アーティスト志向を強める。
 - イ・ウンサン:演技活動を本格化し、ウェブドラマでも主演経験あり。
 
バラエティでは、グループ時代には見えなかった“素顔”を披露し、親近感を持たれるメンバーも増えています。
5-3. 再結成やスペシャルステージの噂
X1の再結成を望む声は今なお多く、ファン主導で署名運動が行われたり、SNSで話題になるたびにトレンド入りするなど、根強い人気を誇っています。
再結成に関する主な動き:
- CJ ENMによる再結成の調整は2020年時点で事務所間の意見不一致により頓挫
 - メンバー同士は今も交流があり、合同イベントや非公開での再会の可能性も
 - 2023年には一部メンバーの同窓コラボ企画がファンの間で話題に
 
正式な再結成の予定は現時点ではありませんが、「スペシャルステージ」や「周年記念企画」など、再会の可能性は十分に残されています。
6. X1がK-POP界に残した功績とレガシー
6-1. オーディション番組への影響
X1は、投票操作問題という負の側面を抱えつつも、オーディション番組の在り方を根本から問い直す契機となりました。
主な影響:
- 『PRODUCEシリーズ』の打ち切りと再構成
 - 透明性重視の新フォーマット(『BOYS PLANET』など)の登場
 - CJ ENMによる制作体制の刷新と第三者監査の導入
 
X1の件をきっかけに、視聴者の信頼を回復する動きがK-POP業界全体で広がり、今後の番組制作の「倫理基準」にも大きな影響を与えました。
6-2. ファンカルチャーやグローバル人気の拡大
X1は、韓国国内にとどまらずアジア・欧米圏にも多くのファンを持つグローバルボーイズグループとして、ファン文化にも大きな変化を与えました。
X1が残したファンカルチャー:
- 世界同時トレンド入りするSNSムーブメント
 - ファンダム主導の広告キャンペーン(地下鉄・空港など)
 - YouTubeでの自己制作コンテンツがブームに(リアクション動画、応援編集)
 
さらに、多国籍ファンが団結して署名活動・再結成の嘆願書を提出するなど、ファンダムの影響力が可視化された事例としても注目されました。
7. まとめ:X1が今も語り継がれる理由
わずか5か月間という短命ながら、X1はK-POP第4世代を象徴する存在として今も語り継がれています。
X1が“伝説”となった理由:
- 圧倒的なパフォーマンス力と完成度
 - デビューアルバムで歴代新人売上記録を樹立
 - 異例のスピードでグローバルファン層を獲得
 - 解散後も個人で活躍し続けるメンバーたちの存在
 - オーディション番組の在り方にまで影響を与えた社会的インパクト
 
「短くも強く輝いた11人の軌跡」は、ファンにとって今も色褪せることのない宝物です。
X1という名前は、一つのグループを越えて、K-POPの歴史に刻まれる“象徴”として、これからも多くの人々の記憶に残り続けることでしょう。


