目次

1. X1とは?基本情報とメンバー11人の紹介

1-1. X1結成の経緯とPRODUCE X 101での選出過程

X1(エックスワン)は、韓国のオーディション番組『PRODUCE X 101』を通じて結成された11人組のボーイズグループです。2019年の番組最終回で、視聴者の国民投票によって選ばれた練習生たちがデビューを勝ち取りました。

『PRODUCE X 101』は、視聴者が直接アイドルグループのメンバーを決める“国民プロデューサー制度”を採用しており、シリーズの中でも特に注目度の高いシーズンでした。熾烈なバトルを勝ち抜いて選ばれたメンバーたちは、デビュー前から多くのファンを抱えており、期待値も非常に高かったです。

番組終了直後には大きな話題となり、「新人とは思えない完成度」と称賛されながら華々しくデビューしました。

1-2. X1の11人のメンバープロフィールと特徴

X1のメンバーは以下の11人で構成され、それぞれが異なる魅力と実力を持ち合わせていました:

  • キム・ヨハン:センターとして高い人気を誇り、ボーカル・ビジュアル両方で存在感を発揮。
  • キム・ウソク:UP10TIONとしての活動歴があり、完成されたアイドル力を持つ。
  • ハン・スンウ:VICTON出身。安定した歌唱力と落ち着いた雰囲気が魅力。
  • ソン・ヒョンジュン:元気で愛嬌のあるキャラ。若さと成長力が注目された。
  • チョ・スンヨン:作詞作曲もこなす多才さで知られ、音楽性が高い。
  • ナム・ドヒョン:若手ラッパーとして将来性を感じさせる存在。
  • イ・ハンギョル:ダンスと舞台パフォーマンスに定評がある。
  • チャ・ジュノ:安定したビジュアルとソフトな歌声で人気。
  • カン・ミンヒ:歌唱力が高く、安定したステージングが特徴。
  • ソン・ドンピョ:明るいキャラでファンとの距離感が近い存在。
  • イ・ウンサン:落ち着いた魅力で、デビュー当初から注目された。

各メンバーは異なるバックグラウンドを持ち、グループとしてのバランスも抜群でした。

2-1. デビューから活動終了までの主な楽曲・活動実績

X1は2019年8月にデビューアルバム「비상:QUANTUM LEAP(飛翔)」をリリースし、音楽番組やイベントに多数出演しました。デビュー曲「FLASH」はパワフルなダンスと高い完成度で話題を集め、主要音楽チャートでも1位を獲得。

新人としては異例の人気ぶりを見せ、各種音楽番組で計11冠を達成。デビューわずか数ヶ月で年末の音楽授賞式にも出演し、名実ともに“怪物ルーキー”としての地位を確立しました。

しかし、デビュー直後から番組投票操作問題が浮上し、活動は不安定な状況に。年明けには活動の継続に関する議論が行われました。

2-2. 解散が決定した理由と経緯

X1が解散に至った最大の理由は、『PRODUCE X 101』における投票操作問題です。番組運営側の不正が発覚し、X1のメンバー選出過程にも疑念が生じました。

所属事務所間でグループの存続を巡る意見が分かれたこともあり、2020年1月6日、正式に解散が発表されました。ファンからは「メンバーに罪はない」「せっかくの努力が…」といった声が多く上がり、惜しまれつつの解散となりました。

活動期間はわずか約5ヶ月と短命に終わりましたが、その影響力と人気は今も語り継がれています。

3-1. ソロ歌手としての活動実績と楽曲リリース状況

X1解散後、キム・ヨハンは早い段階でソロ活動を本格化。2020年にはソロデビュー曲「NO MORE」をリリースし、注目を集めました。彼の持ち味である中低音の魅力が活かされた楽曲は、リスナーから高評価を得ています。

その後もシングルやOSTなどを精力的にリリースし、音楽活動を継続中。楽曲ごとに異なるコンセプトに挑戦しながら、アーティストとしての幅を広げています。

3-2. 俳優業への挑戦と今後の予定

音楽活動と並行して、俳優業にも積極的に挑戦しているキム・ヨハン。2021年にはKBSドラマ『学校2021』で主演を務め、自然な演技力が話題となりました。

その後も複数のドラマやウェブシリーズに出演し、演技力を着実に磨いています。現在は次回作の準備中とされ、2025年後半に放送予定の新ドラマへの出演も噂されています。音楽と演技の両面で今後の活躍が期待されています。

4-1. UP10TIONでの活動再開と楽曲リリース

キム・ウソクはX1解散後、元々の所属グループであるUP10TIONに復帰。グループ活動と並行して、ソロアーティストとしての道も切り開きました。

2020年にはソロデビューアルバム「1ST DESIRE [GREED]」をリリース。タイトル曲「Red Moon」は、彼の大人の魅力と音楽性を際立たせる作品として話題に。以降も「Sugar」「Switch」などのソロ楽曲を発表し、アーティストとしての地位を確立しています。

4-2. バラエティ番組出演と多方面での活躍

音楽活動にとどまらず、キム・ウソクはバラエティ番組への出演でも人気を集めています。明るく飾らない性格と自然なリアクションで、ファン層をさらに広げる結果に。

さらに、モデル活動やMC業などにも挑戦し、アイドルとしての枠を超えた多面的な活躍を見せています。自身のYouTubeチャンネルも開設し、ファンとの距離を縮めています。

5-1. VICTONメンバーとしての活動継続状況

X1解散後、ハン・スンウはVICTONに復帰。グループ活動ではリーダーとしての役割を担いながら、ボーカルとラップの両面でグループを支えています。

VICTONとしては韓国内外でのコンサートや音楽活動を継続しており、ファンミーティングやサイン会も積極的に開催。ハン・スンウ自身もグループ内外で高い評価を得ており、実力派アイドルとしての立ち位置を保っています。

5-2. ソロ活動と今後の展望

2020年にはソロデビューアルバム「Fame」を発表し、ソロアーティストとしてのポテンシャルを証明。自身の音楽性を全面に押し出した作品で、ファンからも好評を得ました。

その後、兵役を経て2023年に除隊。復帰後はファンミーティングや音楽活動を再開し、今後のさらなる飛躍が期待されています。

6-1. ソロ歌手デビューと楽曲活動の詳細

ソン・ヒョンジュンはX1解散後、STARSHIPエンターテインメントの新グループ「CRAVITY(クレビティ)」のメンバーとして再デビューしました。グループでは中心的な存在として、ダンスやビジュアル面で活躍しています。

CRAVITYとしての活動に加え、個人でもSNSやVライブを通じてファンとの交流を続けており、アイドルとしての認知度を着実に高めています。

6-2. ファンミーティングやイベント活動の現状

ソン・ヒョンジュンは日本や東南アジアなどでのグローバルイベントにも多数参加。CRAVITYのアジアツアーでは各地でファンミーティングを開催し、現地ファンとの距離を縮めています。

また、2024年以降は個人のファン向けイベントも増加傾向にあり、今後の単独活動への布石とも見られています。ファンとの絆を大切にしながら、地道に活動の幅を広げている印象です。

7-1. WOODZ名義でのソロ活動と音楽制作

チョ・スンヨンはX1解散後、「WOODZ(ウズ)」というアーティスト名でソロ活動を再開しました。元々作詞・作曲・プロデュースに定評があった彼は、アーティストとしての魅力を存分に発揮しながら多彩な楽曲を発表しています。

リリースされる楽曲はジャンルにとらわれず、ヒップホップからバラード、ロック調まで幅広く対応。アルバムごとに異なる世界観を提示し、音楽ファンからの評価も非常に高いです。

彼の楽曲は、ただ聴くだけでなく“考えさせられる”歌詞が魅力。音楽性を重視するリスナーにも支持されています。

7-2. 海外進出と幅広い音楽活動

WOODZは韓国国内にとどまらず、海外での活動も積極的に行っています。アジア圏を中心としたワールドツアーや、海外フェスへの出演などでグローバルファンを拡大中です。

また、YouTubeやSNSを通じて制作過程を共有することで、アーティストとしての真摯な姿勢がより多くの支持を集めています。今後のコラボレーションや海外プロデューサーとの制作も注目されています。

8-1. mirae(미래소년)メンバーとしての活動状況

ソン・ドンピョはX1解散後、DSPメディアから「mirae(ミレ/未来少年)」として再デビューしました。明るく元気なキャラクターを活かし、グループ内では中心的な存在として活躍しています。

miraeは2021年にデビューし、フレッシュなコンセプトとキレのあるパフォーマンスで若年層を中心に人気上昇中。ドンピョはその中でも特に表現力の高いメンバーとして注目されています。

8-2. 新グループでの役割と今後の展望

グループ内ではリードボーカルやMC的な役割も担っており、バラエティ力やステージ上での存在感は抜群です。韓国国内だけでなく、日本や東南アジアでの活動も広がっており、グローバルな人気を獲得しつつあります。

今後はmiraeのさらなる飛躍とともに、ソロ活動や俳優業への進出も期待されています。

9-1. BAE173メンバーとしての活動とグループ内での役割

イ・ハンギョルはX1解散後、POCKETDOL STUDIOから「BAE173(ビーエーイー173)」として再デビュー。力強いダンスと安定したステージングで、グループをけん引する存在となっています。

BAE173ではリーダー的役割を担い、パフォーマンスの中心として活躍。エネルギッシュなダンスと明るいキャラクターで、ファンからの人気も高いです。

9-2. 楽曲活動とファンとの交流状況

グループ活動のほか、ソロでのファンミーティングやVライブ配信を通じて、ファンとのコミュニケーションを大切にしています。SNSでも頻繁に更新を行い、日常の様子や練習風景をシェア。

今後はより本格的な海外活動や、演技などの新たな分野への挑戦も期待されています。

10-1. &TEAM(エンチーム)メンバーとしての活動

ナム・ドヒョンは、はX1解散後、POCKETDOL STUDIOから「BAE173(ビーエーイー173)」として再デビュー。X1時代から注目されていたラップスキルを武器に、グローバルな活動を展開しています。

10-2. 日本での活動と今後の予定

日本でのライブイベントや音楽番組出演を重ねるなか、ドヒョンの日本語スキルやファンサービス力がファンから高評価。個人でのテレビ出演やラジオ出演なども増えており、今後の活躍がますます楽しみです。

今後はアーティストとしての成長はもちろん、日韓をつなぐアイドルとしての役割にも注目が集まっています。

11-1. WEi(ウィアイ)メンバーとしての活動状況

チャ・ジュノはOUIエンターテインメントから「WEi(ウィアイ)」のメンバーとして活動を再開。グループ内ではビジュアル担当としてだけでなく、繊細なボーカルでも評価されています。

WEiは安定したパフォーマンスとコンセプトで着実に人気を伸ばしており、ジュノもファンとの交流を大切にしています。

11-2. グループ活動と個人活動の両立

グループ活動に加え、チャ・ジュノはソロでの写真集リリースやOST参加などにも挑戦。演技やモデル活動にも関心を示しており、今後はマルチな展開が期待されます。

ファンとの距離の近さも魅力で、SNSやファンミーティングを通じて交流を深めています。

12-1. 現在の所属事務所と活動内容

カン・ミニはX1解散後、STARSHIPエンターテインメントに戻り、CRAVITYのメンバーとして再デビューしました。安定したビジュアルと落ち着いたキャラクターでグループを支えています。

CRAVITYの活動ではダンスやボーカルでも着実に成長し、国内外のイベントで活躍しています。

12-2. 今後の活動予定と展望

ミニはグループ活動に注力しつつ、モデル活動やビューティー関連の仕事にも挑戦中。その整ったルックスと清潔感から、広告業界からの注目も集まっています。

今後はソロでの活動の幅が広がることが期待され、ファッションやバラエティでも活躍が見込まれています。

13-1. 現在の所属事務所と活動状況

X1の解散後は、ソロアーティストや俳優として活動していたウンサン。その後、ボーイズグループYOUNITEとして、2022年4月に再デビューを果たしています。

13-2. SNSでの発信と今後の計画

ウンサンはInstagramやYouTubeを通じて、自身の音楽活動や日常を積極的に発信しています。ファンとの交流を大切にしており、配信ライブやイベントも継続中。

今後はソロライブツアーや俳優業への進出も期待され、さらなる活躍が注目されています。

14-1. SNSで見る元X1メンバーの近況報告と交流

X1解散後も、メンバー同士の関係は良好な様子がSNSなどで垣間見られます。誕生日の祝福コメントや、他メンバーの楽曲リリースを応援する投稿など、交流が続いていることがファンを安心させています。

一部のメンバー同士はプライベートでも連絡を取り合っており、V LIVEやInstagramライブでの共演も話題となりました。

14-2. ファンが期待する今後の可能性と再結成の噂

X1の再結成を望む声は今でも根強く、多くのファンが「いつか11人でまた…」という夢を抱いています。現在の活動スタイルが異なるため実現は簡単ではありませんが、特別ステージやコラボ企画など、何らかの形での再会に期待が寄せられています。

2025年現在、再結成の公式な動きはありませんが、メンバーの活躍が続く限り、ファンの想いは消えることはないでしょう。